すべての現場をマネジメントしながら
新しい事業の方向を探っている
Shigehiko Seki
- 専務取締役
- 2000年入社
- 関 重彦
設計事務所から転職、身体づくりで苦労
以前は都内の設計事務所で店舗の設計をしていたのですが、バブル後の不況の影響で失職してしまい再就職先を探しました。30歳のときです。アサダ産業に入ったのは、たまたま勤めていた叔母の紹介があったからですが、亡くなった前社長に拾ってもらったというのが正直なところです。
それまでの設計の仕事から現場での仕事へと変わったため、まず身体をつくることが先決でした。身体を使う現場に慣れるまで半年くらいは苦労をしました。私は屋根工事から覚えましたが、屋根工事は金属の板を切断して、折って曲げて、取り付けるという板金作業がほとんどです。はじめは先輩の後をついていくだけ。やってみろと言われて失敗しながら頑張りました。
ドローンを利用した屋根調査を導入
数年で徐々に壁工事もやらせてもらうようになり、両方の仕事ができるようになってだんだん現場を任されるようになりました。その後は現場リーダーとして、多くの工事を経験してきました。
現在は、すべての現場に対して、人、材料、日程、そして品質の管理を行う立場になっています。また、新たな挑戦としてドローンの操縦資格を取得し、ドローンを使った完成建築物の空撮サービスや、赤外線カメラを利用した屋根の雨漏り調査などのビジネス化を進めています。
建築の仕事のやりがいは、なんと言っても、自分の手掛けた建物がきれいに出来上がって、お客様に喜んでもらえることです。そんな仕事を仲間たちが助け合って進めています。
“ものづくり”をしたい方を歓迎
ものづくりの楽しさが味わえる仕事です。
もちろん大変なこともありますが、
お客様に喜んでもらえるやりがいがあります。
小さくてもしっかりとした会社で、
家づくりの技術を身につけて長く生かしていってください。
Column
建築現場の会社はコワイ人だらけ?
入社前に持っていたイメージは、きっと職人の世界で、いる人はこわもてで不愛想だろう、という感じでしたが、じつはけっこう優しくてよくしゃべる面白い人たちの会社でした。
心配することはありません。